主な出来事
令和6年度放水式を催行
2024-04-24
令和6年4月22日(月)、胆沢平野に農作業の本格化を告げ、五穀豊穣を願う「放水式」を催行いたしました。
放水式には農林水産省東北農政局北上土地改良調査管理事務所兼平正樹所長、国土交通省東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所小田桐淳司事務所長、岩手県県南広域振興局小島純局長、倉成淳奥州市長、髙橋寛寿金ケ崎町長を始め関係機関、関係団体のご来賓の方々にご臨席、ご祝辞を賜り厳かな雰囲気の中で玉串奉奠など神事が執り行われました。
挨拶で千田公喜理事長は「今年は積雪が例年より少なく心配していたが、代掻き期までのダムの貯水量は問題ないと胆沢ダム管理支所小田桐匠支所長からお聞きしている。夏季の降雨量によっては貯水率が50%を切ることも想定されるようだが、石淵ダムの9倍の貯水量を誇る胆沢ダムなので支障はないと思うが、情報共有しながら“土地改良区最大の使命である農業用水の安定供給”に努める」と述べました。
令和5年通常総代会を開催しました
2023-03-24
令和5年3月24日(金)、令和5年通常総代会を開催いたしました。
来賓には、岩手県県南広域振興局農政部農村整備室菊池室長、奥州市倉成淳市長、金ケ崎町髙橋寛寿町長にご臨席を賜り、ご祝辞を頂戴いたしました。
挨拶で千田理事長は、『これから4年間、組合員の気持ちに寄り添い、総代・役員の皆様と相談し業務を進めて参ります。及川前理事長の組合員ファーストの考え方はそのままに、「今組合員が求めていること」を優先に、胆沢平野の歴史を糧とし、新しい時代に向けて知恵を出し合い進めていく決意であります。今年度は長期計画(平成31年度から令和5年度)の集大成となる最終年度にあたり、農業用水安定供給の持続化をはじめとする七つの方針を着実に進め、組合員の負託に応えて参ります。』と述べました。
幹線水路刈払いについては、令和4年度は物価の上昇により刈払委託金額が当初予算を大幅に上回ったことを受け、実施計画の一部見直しをすることを明言いたしました。一昨年までと同様に地域で協力した刈払いの実施、地域で刈払いをする場合の委託金額を増額、分区単位での刈払いを基本とするが、複数の分区による協働の刈払いも可能と見直し、持続可能な方法を提示して業者委託費の抑制を図ることとしました。
議長には若柳地区の渡邉博幸総代を選出し、上程した令和5年度一般会計収支予算(案)を含む全18議案について慎重審議いただき、全議案原案のとおり可決決定しました。
また、役員・総代の永年勤続表彰並びに一般功労表彰も行われ、合わせて33人に表彰状・感謝状を贈り、長年の本土地改良区の発展に多大なご功績をあげられました方々に感謝の意を表しました。
令和4年度胆沢平野土地改良区放水式を開催しました
2022-04-21
令和4年4月21日(木)、今年の五穀豊穣を願う「放水式」が感染対策に細心の注意を払い開催いたしました。
放水式には農林水産省 坂本修東北農政局長、国土交通省 稲田雅裕東北地方整備局長を始め関係機関、関係団体の皆様方にご臨席を賜り、神事が執り行われました。
挨拶で及川理事長は「胆沢平野版イノベーションとして、新しい生産方法の導入と、新しい組織の導入を、平成3年から31年間、大区画ほ場整備事業や水利施設の改修・維持管理で培ってきたスキルを活かし、組合員皆さまの営農を手助けしていく。コメ作りは生産資材高騰、米価下落と農家は厳しい状況にあるが、本土地改良区の運営理念である仕事は組合員のためにを肝に銘じ、農家組合員が無事豊穣の秋を迎えられるよう努める」と述べました。
令和2年通常総代会を開催しました
2020-03-23
令和2年通常総代会を3月19日(木)に開催いたしました。
今回の総代会は、新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、農林水産省、岩手県からの通知並びに、全国土地改良事業団体連合会からの指導により、書面議決による開催といたしました。
当日は、議事録作成に必要な議長、議事録記名人の4名の出席と書面議決73名(欠席0名)で開催いたしました。
及川理事長は、今回の書面議決開催の経緯について理解を求め、出席の総代協議会長から指導賜るよう挨拶を述べました。
議長には真城地区鈴木正善総代を選出し、議事では上程した令和元年度収支補正予算、令和2年度土地改良事業計画並びに収支予算(案)を合わせた全27議案について慎重審議いただき、全議案原案のとおり決定いたしました。
令和元年度第1回臨時総代会を開催しました
2019-08-26
令和元年度第1回臨時総代会を令和元年8月23日(金)に開催いたしました。
来賓には奥州市小沢昌記市長、金ケ崎町髙橋由一町長、岩手県県南広域振興局農政部農村整備室佐々木室長にご臨席を賜り、ご祝辞を頂戴しました。
挨拶で及川理事長は、平成30年度の決算概要並びに重点取り組みの結果、胆沢平野土地改良区長期計画の運営方針である「地域農業の創造」の実現に向けた今年度の「7つの実施計画」の経過について報告しました。実施計画の1つである「用排水管理体制の強化」の中で、「局地豪雨に対応した排水のセーフティーネットの強化」の強化策として、6月に雨量計を6箇所新設し、既存の雨量計と合わせ13箇所によるリアルタイムでの観測と機敏な防災対応が可能となり、「水管理システムの更新による農業用水の安定供給」では、平成11年度に稼働開始している中央管理所の水管理施設の更新を岩手県が事業主体となり、本土地改良区の負担と合わせ令和3年度を目処に行うと述べました。
議長には水沢地区千葉幸悦総代を選出し、上程した承認を含む全10議案について慎重審議いただき、全議案原案のとおり可決決定いたしました。
【平成30年度決算の概要】
平成30年度の決算総額は、「157,806,346円」となりました。単年度収支は「41,467,000円」の財政見通しに対し、「61,517,989円」で148%の実績、前年度繰越金は「7,071,500円」の財政見通しに対し、「96,288,357円」で136%の実績となっております。
平成21年度から取り組んだ胆沢平野土地改良区再生基本構想の成果として、平成30年度は本土地改良区創設以来初めてとなる「一般賦課金の1割値下げ」を実施いたしました。
これは10ヶ年の財政見通しを試算し、1割値下げをしても健全な財政運営が可能であると判断したものです。
平成29年度
平成30年通常総代会が開催されました
2017-03-30
平成30年3月23日(金)、平成30年通常総代会を開催いたしました。
挨拶で及川理事長は、平成30年度は主食用米の生産調整見直しと米の直接支払交付金が廃止となる「農業の三十年問題」を抱えており、こうした管内の農業農村を取り巻く厳しすぎる現状に鑑み、平成30年度を「組合員の負担軽減に向けたキックオフ」と位置づけ、一般賦課金の内事務費について310円を値下げし、10アール当り2,790円として、平成40年度まで維持できる見通しとなっています。
また、「胆沢平野土地改良区再生基本構想」の集大成となる平成30年度は 1.予算の増額を踏まえた基盤整備の加速支援の継続 2.財政規律の確立 3.農業用排水のセーフティーネットの強化の三つの運営方針に基づき、農業農村整備予算の増額という追い風を最大限に活かし、「仕事は組合員のために」を肝に銘じ、役職員一丸となって進めてまいりますと述べました。
当日は、来賓として小沢昌記奥州市長、髙橋由一金ケ崎町長、千葉和彦農村整備室長が祝辞を述べられ、全国水土里ネット会長会議顧問進藤金日子参議院議員からの祝辞を披露致しました。
総代会では、上程された27議案全議案原案のとおり議決されました。